逸失利益
本来得られるべきであるにもかかわらず、債務不履行や不法行為が生じたことによって得られなくなった利益を指す。 得べかりし利益(うべかりしりえき)とも言われる。
簡単に言うと、
例えば相手の過失で事故に遭い、片腕が折れたとする。
その傷の完治に仮に1年かかるとした場合、
事故で負傷した人が下記のような前提条件で賠償金をもらうことができる。
・年収500万円
・職業は腕を使うシステムエンジニア
本来であれば年収500万円の人が
片方の腕が1年間使えなくなったことで半分の効率になり
250万円分の仕事が出来なくなったと主張することで
何と250万円をもらうことができるのである。
これを知らないと、単に腕の治療代で終わってしまうのである。
「逸失利益」
この言葉は覚えておこう。